雪虫
外を歩いてたら白い綿のようなものが浮かんでいた。洗濯したときのホコリが舞ったのかと服をみたがそれらしきものはなかった。
qing氏がそれは雪虫だと教えてくれた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/雪虫
北国ではこの虫が舞うと近いうちに雪が降るといわれているらしい。アブラムシって聞くとなんだか嫌な昆虫っぽいが実物は白い綿そのものでふわふわ浮かんでいる。
アブラムシは普通、羽のない姿で単為生殖によって多数が集まったコロニーを作る。しかし、秋になって越冬する前などに羽を持つ成虫が生まれ、交尾をして越冬の為の卵を産む。この時の羽を持つ成虫が、蝋物質を身にまとって飛ぶ姿が雪を思わせるのである。アブラムシの飛ぶ力は弱く、風になびいて流れるので、なおさらに雪を思わせる。
この記述を読むと幻想的な気分になる。筒井康隆氏の短編「ヨッパ谷への降下」で描いているヨッパ谷の底もこんな生き物が満ちているのかも知れない。
雪虫を知ったのちに街を歩くとたくさんの雪虫が浮かんでいることに気がつく。京都では雪はまだ降らないだろうけれど晩秋って感じですね。
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