五竜岳登山
昨年果たせなかった北アルプスの五竜岳に登山しました。その報告です。
昨年の記録「雪山ソロデビュー」
3月3日(金)
浜松駅(18:00)-東京駅(22:30)-新宿駅(23:54)
浜松駅から高速バスで東京駅に向かい、新宿駅から夜行の快速列車「ムーンライト信州」に乗りこむ。春の18切符の期間が始まってから最初の週末とあって満席。
3月4日(土)
神城駅(5:35)-エスカルプラザ(7:00-8:30)-アルプス平(8:40)-地蔵の頭(9:00)-小遠見山(10:40-11:00)-西遠見山(13:00)
定刻よりも少し遅れて神城駅に着く。青木湖ちかくの路面の温度はマイナス12度。という道路表示があった。気温が低い。日の出は6時以降か。昨年とは明るさが違うので戸惑う。駅は暗く夜である。テレキャビンの始発は8:15なのでゆっくり時間を過ごす。テレキャビンの料金は片道1060円荷物代込み。リフト券売り場ではなく、乗り場で券を購入しなければならない。
天気は快晴で雲ひとつない。ヤッケを脱いで歩きはじめる。地蔵の頭まではひと登り。スキーヤー5、6人が先行している。先行者の踏み跡に小遠見山までついていく。小遠見山でスキーヤーと別れて、ワカンを着けてズボズボとラッセルをする。ほどなく単独のスキーヤーに追いぬかれ先行してもらう。スキーのトレースでも着いているだけ有り難い。この日、スキーヤーさんは五竜山荘まで登って滑降した。五竜岳へ向かったのは私とスキーヤーさんのふたりだけのようだ。
クラストした雪面を求めて歩くがズボズボはまる。若干霞んでいるけれど視界は開けて鹿島の北壁が輝いている。西遠見山手前のコルで幕営。16:00ころスキーヤーさんが滑って降りてきた。夜は寒くて1時間おきに目が覚める。
先行するスキーヤーと遠見尾根の雪庇

鹿島槍北壁
3月5日(日)
西遠見山(6:10)-五竜山荘(7:40-8:00)-五竜岳(9:15-9:30)-五竜山荘(時刻不明)-西遠見山(10:40-11:10)-アルプス平(13:20)
四時半起床。日が昇らずに寒くて暗いためテント内で時間待ち。西遠見山を越えてスキーのトレースは小屋から直接左の大きなルンゼに伸びているが、右よりに稜通しで高度を稼ぐ。クラストした斜面にアイゼンが食いこむ。白岳の頂から主稜線に出る。西風が強く飛雪が顔に当たる。五竜山荘から五竜岳は夏道沿いにいけばよいと考えていたのが甘かった。雪で埋まって夏道がどこに付いているのか分からない。雪面を横切るのが怖かったので稜通しで登ると切れ落ちているので下降に緊張する。ここを通過したから五竜岳の雪壁で緊張することはなかった。頂上からは剣岳が正面に見える。加味しろ駅発14;01の列車に乗りたいため急いで下山を開始する。
下りでは稜通しではなく撒き道を探るが、いまいちよく分からないので強引にルンゼを横切って五竜山荘へ向かう。下りながら登りの踏み跡を見ると鞍部では雪庇の接線に近づいていた。西風が強いので鞍部では接線に近づいたようだ。五竜山荘から白岳を経由せずに沢筋を横切る。雪面に亀裂が入っている個所があったので慌てて亀裂の上部をトラバースする。雪はクラストしていないし疲れるだけなので面倒でも白岳を経由したほうがいいだろう。速く下りたい一心でトラバースしたが今後は気をつけたい。
テントサイトの戻ってひとこと。「三十秒でパッキングしな!」(天空のヤマノボラーより)それは無理というもの。休憩したり撤収したりで三十分かかった。ここからは怒涛の下山パワーを発揮。走って下山。スキー場で地蔵の頭を巻いたためテレキャビン乗り場がわからなくなって少し焦ったけれど13:20に乗り場についた。
今回は天候がよく他の登山者がいないため静かな山行が楽しめた。14:01の電車に間に合うために下山に五竜山荘からトラバースしたのはよくなかった。これからは慎重な登山を心がけたい。
| 固定リンク
「やまのぼらー」カテゴリの記事
- 笠ヶ岳山荘のスタッフたち(2009.04.12)
- 立山の自然観察員さんからハイマツについてまなぶ動画の巻(2009.03.03)
- 視覚障害者が登山する様子をYouTubeにアップロード(2009.01.28)
- 室堂界隈散策(2008.07.30)
- 立山から(2008.07.27)

コメント